YAMAGATA・東北
クロス七日町
「山形鋳物」をイメージさせる仕上げを使い、「門型」に再構築したファサードデザインである。「山形鋳物」の濃い色に映える「グリーン」を「Front Garden」と「Air Garden」に取り入れ、重厚な中にも明るさと清潔感を演出した。上層階の外装仕上げは、低層階の濃い色に対して、和を意識したランダムの市松模様に硬質塩ビシートを貼ることで、華やかさを際立たせたデザインとしている。
現状の暗くわかりづらいエントランスアプローチを、エントランスとしての視認性を高めるため、ファサードの門型デザインに加え、二重の門型デザインを重ねることで、より強調されたエントランスとしている。 EVシャフト周囲には、ルーバーを設置し、背面に照明を設置することで、エントランス・街を照らす「行灯」のようなデザインとした。
各階のEV・階段室脇の奥行きの小さなスペースは専有部としては使い勝手が悪いため、会議室やラウンジ、喫煙室として計画し、「半共用部・半専有部」の要素を持ったスペースとした。また、道路に面する1階の屋上を、ラウンジから連続する半屋外空間を「Air Garden」としてデザインし、モダンで抽象的な・絵画のような半屋外空間に生まれ変わらせた。
本物件は1978年竣工の物件で、2〜6階X方向、Y方向のIS値が新耐震基準の0.6を下回ったため、リノベーション工事とともに2〜6階の耐震改修工事を行なった。
2~5階は壁ブレース補強、6階はCT形鋼を用いた梁下補強を行い、新耐震基準に適合させた。



ファサード・エントランス
ラウンジ・喫煙室
会議室
階段室
EVホール
共用廊下
耐震改修工事