付加価値をつくる
アイデアで地域に貢献する

東北大学・東北大学大学院

工学研究科 都市・建築学専攻 卒業

小原 倭

小原 倭さん
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地元に誇れる仕事を。建物で地元に貢献する。
小原 倭さん

まだデザイナー、プランナーとしては駆け出しなのですが、いつかは自分の地元である盛岡の物件を手掛けたいと思っています。地元に帰った時に「⾃分がデザインした物件です」と⾔えるような、地元に誇れる仕事をするのが目標です。そこに⼈の流れをつくり出し、地域活性化に繋げることができればより一層うれしいですね。建物のリノベーションを通じて地元に貢献するところから「地域と建物の物語を紡ぐ」立役者の一人になっていきたいです。

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最小限の工事で最大限の付加価値を生み出すデザイン
ビルの内装

贅沢にお⾦をかけて一から建物をつくる時代は終わったと思っています。今の世の中には、古い建物に少しだけ⼿を加え、新たなデザインを施して建物の付加価値を上げるスタイルが合っている。だからこそ、つくって終わりではなく将来にわたって建物を使ってもらうことを考え、維持するフェーズまで収⽀を考えてデザインをしています。お⾦を無尽蔵にかければ誰にでも良いデザインはできますが、限られた予算の中でどこにお⾦をかけてどこにこだわるのか、どうすれば最⼩限の⼯事費で最⼤限のリターンを得られる付加価値を生み出せるのかがリオの腕の見せ所。コストパフォーマンスを考えて、ベストなバランスを探りながらデザインをしています。

3
10年、20年先を⾒つめたデザインを

設計事業部に配属される前は1年間、建物管理の部署で不動産の実務を学びました。⼤学の建築科ではデザイン性のみを追求する風潮がありましたが、建物管理の仕事の中で築30年、40年を経て古くなった建物をたくさん見てきたことで、一見すると良いデザインであっても「10年後、20年後はどうなっているのか?」ということを常に考えるようになりました。また、設計の⽋点も自ずと⾒えるようになりました。建物管理の現場で、老朽化によって建物や設備に不具合が生じたときの対応を⾒てきたからこそ持てる視点だと思いますし、使い続けられた先を見据えたデザインプランを作成することに生かされていると思います。

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